| ■VEMAC
RD 180のテストドライブ ●モーターウェイの走行 ロンドンからカドウェルパークに向かうには、その3分の2程度をモーターウェイと呼ばれる高速道路を走る。 ![]() イギリスのスピード制限は70マイル(112キロ)であるが、実際には80〜90マイル(128〜144キロ)で流れている。 私も殆どをその流れに乗り走ったが、やはりVEMACは人目を引くようで、横を伴走して見る車、後ろから近づいてきて見ていたり、あるいは前車の後部座席の人が後向きに見つめていたりと、正直走りづらい。 さてテストだ。高速道路では乗っていて安心感があるかというのが大切である。高速で走ることと同時に、長い距離を移動する為の走行であるから安心感は大切である。そして安心感を醸し出すには、サスペンションや空力、そしてブレーキ性能が優れていることなど、潜在的な能力がドライバーに安心感を与えることになる。 VEMACは、この程度の速度の流れでは当然ながら余裕のスタビリティーである。横でルークはカーナビをオーディオに切替えリラックスしている。惜しむらくは今回のテスト時にはホイールバランスが狂っていた為、ある速度域でステアリングにバイブレーションを発生していたことだ。 110マイル(176キロ)まで速度を上げてみたが安定感は変わらないし、ステアリングも軽くはならない。というのも空力的にリフトを発生している車では、このあたりの速度域になると車が浮き加減になり、ステアリングが軽くなり、車の安定感が無くなってくるのだが、そうしたことはなく、空力面 でも良さそうである。 しかし、問題はサイドウインドのあたりから風切り音がかなり入ってくる。この速度であるから音が発生するのは仕方がないが、その音がウインドを通 した感じでなく、隙間風のように聞こえるのである。原因は、この車は試作車である為サイドウインドの建て付けが完全ではなく、その隙間から音が飛び込んでくるようである。 サイドウインドでは小さなチケットウインド部分しか開かないのも不便である。これらは今後パワーウインド化により解決されるはずだ。 シート形状も基本的に良く、自然なポジションであり長時間座っていてもどこも痛くならない。強いて言うなら腰のサポートがもう少しほしいが、これもすでに改良メニューに入れてあるという。 |